狂犬病予防事業
狂犬病は古くから知られており世界中で発生している代表的な人と動物の共通感染症です。
わが国では昭和25年に狂犬病予防法が制定され、生後91日以上の犬に登録と予防注射の接種が義務付けられました。
予防注射が広く推進された結果、昭和31年以降は本国由来の狂犬病は発生しておりません。
しかしながら人、動物の流通の国際化の進展に伴う狂犬病の国内侵入リスクは年々高まっていると考えられ、国内侵入及び流行に対し注意、警戒が必要です。
令和5年度より、当会では堺市に協力し、今まで各区役所や保健センターなど屋外で行われていた狂犬病集合注射を廃止し、本会の会員病院を接種会場とすることで、より安全で衛生的な接種が可能となりました。