令和3年度学校飼育動物に係る研修会

10月22日堺市教育委員会主催の研修会で当会会員獣医師が小学校の先生方に、学校で動物を飼育する目的・意義、いちばん飼育されてるウサギの生態や小学校での飼育方法などについて講演を行いました。

学校での飼育体験を通して育つものとして

○言葉では伝えられない命の大切さを学べる・・命はかけがえのないもので、リセットなど決してできない ことが分かる。

○愛着の心が育つ・・世話をしてかわいがる事で動物への愛情が芽生え、やさしい気持ちも育つ。

○人を思いやる心を養う・・友達とかわいがったり、心配したり共感を繰り返すうちに友達の気持ちを思いやる心も育つ。

○子どもの生活の癒しになる・・悲しい時、ちょっと辛いとき、動物をじっと見ているだけで気持ちが安定する。気持ちの切り替えができるようになる。

○動物への興味を養う・・やはり動物がいて人間がいて、上手に共存できる人に育つ。

などがあります。堺市獣医師会では学校飼育動物支援を通じて子供たちに豊かな感情と、他人や弱者をいたわる心が育めるよう、堺市教育委員会や小学校と協力しながら活動をしています。